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散骨する人が増えているようですが、散骨ってどういうもの?

 
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散骨とは、遺灰を自然にかえす自然葬のことで、遺骨を粉末状にして海や山などに撒くという葬法です。日本では、『万葉集』の挽歌や「続日本紀」などの記録に残っている伝統的なものでした。ただ、 一般に浸透し始めたのは最近のことで、 1991年初めて実施されました。その後、次第に注目されるようになり、これまでに600件ほど、行われています。

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1.散骨の手順

散骨がどのような手順で行われるのかというと、まず本人の生前の意志、家族・親族の了解や理解とともに同意書が必要です。その上で、葬儀の一環として散骨を実施している葬儀会社に申し込むことが多いでしょう。

ここで、知っておきたいことは、散骨というと、葬儀は行わないと思われがちですが、そうとは限りません。遺骨にするまでは一般的な葬儀を行う場合も、散骨すること自体を葬儀と考えて密葬するという場合もあります。
また、遺骨すべてを撒くのではなく、 一部は墓地へ納骨するという人が入割にのぼっています。日本人の心理として、やはり墓所を大事にしたい気持ちが強いためでしょう。

2.散骨する場所

さて、撒く場所ですが、海や山での散骨というのが代表的です。ただ、最近は樹木の下などに埋める「樹木葬」という方法(墓地として経営許可を受けた敷地の中でのこと)も登場しています。
この場所に関しては、遺骨・遺灰は単なる物質ではないだけに、まわりへの配慮が必要で、宗教的な問題をはじめ文化、社会的な問題が出てきます。というのは、 一時、「散骨は自由にできるのか、違法なのか」という社会的問題になったことがありました。その結論として、「法律(墓地・埋葬等に関する法律、刑法)の適用外で、違法ではない」となりましたが、もと法務省刑事局では「節度をもってひとつの葬法として行われる限り、問題ではない」とも述べています。つまり、遺灰を土中に埋めることなく、遺骨も粉末化するなどして供養のために撒くなど、倫理・社会的な側面から考えることが大事なのです。

3.具体例

具体的に、海に撒く場合のひとつのケースを紹介すると、手順としては、クルーザーに乗って陸地から20キロ程度離れたところで行われます。音楽が流れる中、献花や黙躊などの式に従い、和紙にくるんだ遺灰が海に流されます。この際、どこに撒いたのか、再度訪れるときのため、東経・緯度が記された海洋証明書が出されます。費用は、平均20万円前後が目安です。

4.残された問題・・お墓の承継に関して

自分の散骨が決まったとしても、残された問題があります。それは「家のお墓」の承継の問題です。特に兄弟が女性だけという場合考えておくことが必要でしょう。

①あなたがお墓の承継者である場合、永代供養型の納骨堂や合葬墓などに、お願いすることがもっともポピュラーな方法と言えるでしょう。お墓の跡取りお墓の跡取りが無くても、家族に代わって「永代」供養してくれるお墓が多数誕生していますので、そういうシステムを利用するのです。
ただし、永代供養するというとき、この遺骨の数が鍵になってきます。永代供養料は、地域や寺院によつてさまざまですが、遺骨一体いくらと決まっているところもあります。つまり、遺骨の数が多ければ、その分だけ費
用もかかってくるのです。

②放棄したいあなたの代わりがいれば譲ることができます。ただし、寺院墓地の場合、「檀家としての義務を呆たしてくれる人なのか」という点から、代わりの方が遠方にいるので認めないというケースなども出てきます。
また、承継せざるを得ないという結論に達したとして、あなたが結婚して姓が変わっているとき、寺院の方針によっては、新たに檀家となるとみなされて「入檀料」の支払いを求められることもあります。そういう寺院や住職との間に問題が起きたときは、こちら側の事情を説明して、よく話し合うことが肝心です。それでも、お互いに納得できなければ、離檀して、他の墓地にうつすことも選択肢のひとつです。

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