外国為替取引日々の記録

チャートパターン(1)

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参照:https://fxldht.com/?p=15491

ダブルボトム

ダブルボトムは主に
下落トレンドからの
転換時によく現れる。まずは下落トレンドが
出ている状態と仮定します。
この状態からサポートラインなど、反転しそうな場所にぶつかると、上の方から売っていて、含み益になっている人達が、

「一旦利食いしておくか」と判断して決済してきます。

更にこれに加えて、逆張り買いを狙う人達もいて、「サポートに来たから一旦買ってみるか」と判断して買いを入れてきます。

つまり、・売りの買い戻し・逆張り買いこの2つが入るので、一旦反発をするのです。

しかし、大きな流れで見れば、
まだ下落トレンドなので、「売りたい」と思う人達の方が多く、上がってきたら再度売りが入り、下落する。

更に、逆張り買いをした人達も「まだ下落の流れだから一旦利食いをしておくか」と判断して利食いをしてくるので、
これも売り圧力になり、下落する要因にる。

そして、直近の安値まで来て、ここで安値更新をすると、そのまま下落トレンド継続ですが、安値更新をできずに反発し出すと、

「あれ、安値更新しない・・・」
「もしかしたら下落の流れが終わった?」

といったように、売っている人達と逆張り買いを狙っている人達両方が考え始めます。

こうなると、売っている人達は、「あ、ちょっとヤバいかも」と考え出して利食いをします。

更に逆張り買いを狙っている人達は「あ、そろそろ本格的に反転か?」なんて考え出して買いを入れてきます。
これによって、更に上昇していき、ダブルボトムが出来上がるのです。

これがダブルボトムができる心理です。

因みに、ダブルボトムを使って
買いエントリーをする時は
ダブルボトムのネックで
入るのが効果的と言われていますよね。

ついでなので、
この理由についても
相場参加者の心理を解説しながら
お伝えしていきます。

まず、ダブルボトムを使って
最速でエントリーをするには、

「ダブルボトムになるだろうな」

と見越して、
ダブルボトムの右側から入るのが
最速のエントリー位置です。

しかし、ここで入ると、
上手くいけば底で
買いエントリーができる分、
まだダブルボトムを作る途中なので、
下落トレンドの最中とも言えます。

よって、これがダマシになる形で
安値更新をする事も多いです。

そうなると、
ダブルボトムを使って買うには、
まずダブルボトムのネックを
しっかり上へ抜ける必要があります。
こうなることで、
売っている人達も
買いを狙っている人達も、

「あ、完全にダブルボトムができて、
しかもネックまで上抜けてきた」

と認識することができます。

これによって、売っている人達は
トレンド転換の可能性があるから
逃げる準備をしようと考えだして、
買いを狙っている人達は
買いでのエントリーを考えだします。

それでもまだ大きな流れは下なので、
ここでは無理に売りの決済をしたり
新規の買いをしてくる人は
そこまで多くはありません。

その為、再度レートが
ネックまで下落します。

そして、
今度はダブルボトムのネックが
サポートとなって反発し始めると、
いよいよ売ってる人達が

「これはヤバい!」
「トレンド転換の可能性が高い!」
「本当に逃げないと利益がなくなる!」

と判断して、
利食いをしてくる人達の数が一気に増えます。

更に買いを狙っている人達も、

「これは本格的にトレンド転換する可能性が高いな」

と判断して、
一斉に買いでエントリーをしてきます。

この2つの心理が働くことで
ダブルボトムのネックから
反転上昇していき、
トレンド転換していくのです。

だから、
ダブルボトムのネックでの買いが
効果的と言われるのです。

因みに、
ダブルボトムネックの上抜けと同時に
戻り高値も一緒に上抜けすると、
トレンド転換の可能性が
更に高くなるので
より勝率の高いトレードができます。 ダブルトップの心理に関しては、
ダブルボトムの逆になります。

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